(This talk show is archived on youtube.)
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https://www.youtube.com/watch?v=XqOiMQU_VWg
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(日本語/Japanese)
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平沢進:こんばんは。平沢進でございます。本日は、2021年4月28日、29日と2日間に渡り、大阪フェスティバルホールで行われました、「24(不死)曼荼羅」についての、Back Space Passでございます。
今、これを見ている人なら全員が分かっていると思いますが、有り得る可能性として、突然やって来た人の為に、「24(不死)曼荼羅」とは何であるかについて、簡単に説明しようと思います。
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【24(不死)曼荼羅とは】
「24(不死)曼荼羅」というのはですね、「24(不死)曼荼羅」に先立つ「第9曼荼羅」というイベントがございまして、これは、私のフォロワー数が9万人に達したことを、その通過を記録するという意味で、ドラムのスネアドラムをライブ中に9万回叩くというイベントがありました。
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【ドラムを24万回叩く作業】
それから暫く経ちまして、フォロワー数が24万人に達したために、9万人の9万打から引き継ぐ24万打を達成するというイベントが行われました。で、それは、先程申し上げましたように、2021年4月28日、29日と2日間に渡り、大阪フェスティバルホールで行われたのですが、「第9曼荼羅」では確か、4日間ですか、4日間か5日間で9万打を叩くという態勢だったのに対して、たった2日間しかないということで、非常に困難な使命を持ったイベントでございました。
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そこでですね、まず、いろいろ計算してみますと、2日間で24万、9万打から引き継いだとしても、2日間で24万打を達成するのは不可能に近いということでありまして、いろいろと対策を練りました。
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そこでですね、まず、一つ、考えられた対策なんですが、機械を使う、という対策がありました。これは、どんな機械かというと、これからお見せしますけれども、私が週1で通っております鍼の先生ですね、鍼の先生がもぐさを作るために設計した機械。何という機械だか忘れてしまいましたけれども、その機械がありまして、その、回転する部位があって、そこにスティックを縛り付けて太鼓を叩かせようと考えたわけですね。これ、ご覧いただけばすぐ分かるんですが、あっという間に24万打に達してしまうというので、却下致しました。
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まず、そのマシンを見ていただきましょう。これが、使おうとして、使わなかった、24万打マシンです。
(もぐさ作製マシンの動画が表示される)
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というものでございます。どう考えても数分で終わってしまいそうなものであります。その他ですね、これが使えない、ということになりまして、それでは、ドラマーに任務を課して、事前に打数稼ぎをさせよう、ということになりました。ドラムを街のあちこちに持ち込みまして、自らの動画を撮りながら、そして打数カウントマシンを設置しながら、たった一人で打数を稼いで行くという動画を撮影しまして、特設サイトでそれを公開するという作戦に出ました。
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この作戦は実施されたんですが、いろいろ問題が無きにしもあらずで、途中で警察官に止められたりとかですね、実は立ち入ってはいけない場所で叩いているのを、何とかごまかすためにボカシを入れてある等ですね、非常に危険な行動も含まれておりました。それでもなおかつ、期間中には...その他、街中(まちなか)で叩くという他にですね、ユージ・レルレ・カワグチのライブそのものの中でも打数をカウントするというような方法も採りました。
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それでも尚かつ、打数が達成しそうにもないということでしたので、更にロケーションの許容範囲を広げまして、「東京タワーの鉄骨を階段を登りながら叩いて来い」というような最終的な指令を出していたのですが、遂にそこにまでは到達せず、期間が過ぎてしまいまして、リハーサルと本番に臨むというような態勢であったわけです。ちょっとすいません。私、実は本日、前歯が一部欠けておりまして、あまり口を大きく開けない状態でございます。もし口を大きく開かねばならないような状態になった時は、この様に
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(センスで口を隠す)
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扇子にてl口元を隠させて頂きますので、何卒よろしくご理解のほどお願い申し上げます。
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そして、更にですね、そのまま、街中で打数を稼ぎ、さらにリハーサル・スタジオで、ゲネプロ・スタジオでは、本番さながらに太鼓をセットして、そして打数カウントマシンとそのディスプレイ・システムも本番さながらにセットしまして、到底間に合わないだろうという事で、我々も、残りメンバー3人もですね、会人のSSHO、TAZZ、そして平沢、3人も、コンサート・タムを叩くと、センサーの付いたコンサート・タムを叩いて参戦するという演出を以てして、達成する意気込みを示したわけです。
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そこで、我々はやみくもに打数を重ねて行くということが危険であるということも、経験上知っております。なぜならば、ライブの途中で、打数に達成してしまえば、その後面白くない、と。かと言って、予定調和のようにですね、最後、努力に努力を重ねた結果、やっと達成したという様な光景もあまり、運動部っぽくて面白くない、というようなことも含めまして、ライブ中に現在どのぐらいの打数に達しているのかをモニターする為の打数モニターというものが、メンバー全員の足元に置かれておりました。
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で、それで打数を確認しながら、あとどの位頑張らせればよいのかとか、どの曲でどのていど参戦したらよいのか、とか、計画を立てながら進行する予定でしたが、そんなことを考える余裕など毛頭無く、ただ流れるに任せ、打ち進めるに任せ、無計画に打数を増やしていくという醜態を晒したことになります。
[10:12]
まあ、これは、予め、そのような、計画的に打数を増やしていくという申し合わせが出来ている我々にとっては、みっともない結果で有りますが、見ている観客にとっては、そんな事は全く感じなかったのではないかと思われます。
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実は、事前の計算結果ですね、を踏まえ、尚かつ、大阪フェスティバルホールのスケジュールが決まった時点で、間もなくして実は、Fuji Rockのオファーが来ているんです。そしてちょうど「24」(に・よん)、「ふじ」で「24」(に・よん)ということで、この「24(不死)曼荼羅」をFuji Rockまで持ち越すかどうか、という考察も為されましたが、やはりこれは、見ず知らずの聴衆の前で、この様な訳の分からないイベントを繰り広げるのもナンだということでありまして、全てはフェスティバルホールで完結させるという様な進行に落ち着いたしだいで有ります。
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そのような状況で、準備から進行が為されて行ったわけでして、最終的には、ほぼ予定調和的には、なったものの、24万打に達成した、と。最終、最後、やはり、「レルレさんがんばってー!」みたいな歓声の中から、歯を食いしばる肉体派のドラマーがやっと何かを達成するというスポ根的な結末がどうも恥ずかしくて、最後の1打を私が奪うという設定ししておりまして、最後の1打、私が、赤いガムテープをコンサートタムの上に落として、24万打目を達成する、という結末に至ったわけです。
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【新型レーザーハープについて】
そして、次に、中で使われた道具について、ちょっと話したいと思います。一番目立ったものといえば、新型のレーザーハープだと思います。あの新型のレーザーハープの前に使われていたものは、一応、アルミ製品を作るアーティストに、設計、デザインをしていただいて、非常に、あっ、(後ろを振り返る) ちょっと待ってくださいね。
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(席を外す)
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えっと、今ですね、公開URLが限定公開URLに、ほんとだ、限定公開になっていますね。これ、もしかして、見れていない人がいるかも知れないのですが、そのような苦情は今の所、無い様ですね。えっと、一応、これは、公開モードにできるのかな、これから。公開モードに致しました。果たしてここから、公開が出来るようになったのでしょうか。え、まあ、仕方ないので、このまま続けることにします。
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色々なメッセージが飛び交っておりまして、えー、まあいいや、ちょっと、どこまで話が行ったのか、ちょっと分からなくなりましたが、レーザーハープですね。しかし、そのレーザーハープはですね、単体で見るとデザインが良くカッコよいのですが、いかんせんお客様の視線を遮ってヒラサワが見えないぞ、というような評価、評判があり、非常に無念ながら、いつかバージョンアップしなければいけないなと、思っておりまして、今回ついにバージョンアップを果たしたわけですが、まだ、あれは完成形ではございません。
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で、この度のシステムはですね、前の、旧型のレーザーハープは、センサーに向かってレーザーを照射して、それを遮ることに依って発音させる、シンセサイザーを鳴らしたり、サンプラーを鳴らしたり、ということを行なっていた物なんですけれども、今回のレーザーハープはですね、下からレーザーを照射して、私の掌にそれが当たると、レーザーが当たった掌が明るく光ると、この明るく光った手を足元にあるセンサーで感知して音階を出す、というようなこ構造なわけです。
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で、これは、設計した人に何度も確認したのですが、ステージの様な明るい場所でも誤動作しないか、ということを確認しておりますが、誤動作しない、という保証を得て、導入致しました。ところが、あっという間に、センサーが上を向いている限りにおいては、上から照らされる照明が全部そこに当たるので、全く作動しないという状況が生じます。そこでですね、苦肉の策として、以前の旧型レーザーハープのセンサーを、みなさんが鉄棒と呼んでいるあのパイプの横棒ですね、あの横棒の中に仕込みまして、その前面にハーフミラーを貼って、下から照射したレーザーがセンサーに当たる、と。そのセンサーに当たっているレーザーを遮ることに依って発音するという、旧型のシステムをそのまま流用しました。
[17:55]
ただし、目の前を横切るものではなく、斜め下から上に照射されるというものなので、私の姿は完全に遮られません。しかしですね、レーザーの出力が足りない、と。つまり、下から照射されるのを、私は上から見ていますから、レーザー光線は全てはっきり見えます。ところが、客席から、やや横から斜め上から、光線の延長線上に視線が無い形で見る場合には、光が弱まってなかなか見えづらいと、もちろん会場を真っ暗にしてスモークを焚けばはっきりと見えるんですが、全てのシーンでそれをやるわけに行かないということで、レーザーがはっきり見えづらいと。
[19:04]
はっきり見える、ぶっといレーザーにした場合、どうなるかというと、私の手が火傷します。この、火傷と目視の最も良いバランスの所で、採用された出力というのが、今の出力であって、しかし、これがなかなか、客席からは目視しづらいということで、今後の改善が望まれているところです。
[19:35]
そして、以前は6本だったビームが今度は8本になっています。その為にですね、憶えられません。つまり、前回は左に3本、右に3本という形でしたので、どこの何の音が入っているかというのが憶え易くなっております。今回は8本が横からズラッと並んでいるだけなので、なかなか、どこを遮ったら何の音が出るかというのが覚え難くなっております。そこで、みなさん、よく私の動きを見ていれば分かると思いますが、ほとんど動きが同じです。動きが同じであることに依って、遮る順番のパターンが少ないパターンになるので、憶えやすくなっています。勿論前回の6本ビームの時もそうであったように、今回もダミーのビームがあります。はい。ダミーのビームがあってですね、実際に演奏することも含めて、その時の動きが大きくなったり、面白くなるように、ダミーの光線を遮るというようなアクションも含まれています。その点は前回のビームと変わっておりません。
[21:00]
だいたい、こんなところで、新型レーザーハープの説明となりまして、これは、今後、外見も含めてどんどんグレードアップされていく予定です。できれば、Fuji Rockの時には、より目視がしやすい光線が出る、そして、外見ももう少し何らかの装飾が成されたものになっていると良いなと思っております。これ、全て実作業は私のスタッフがやっております。
[21:38]
【新ギター:Mosrite PhytoElectron】
えー、そして、今何分ですか?はい。次にですね、モズライト。MosriteのPhytoElectron版。抹茶色のMosriteですね、が登場致しました。これはですね、最近、私は、エレキギターが鉄の音に帰って来た、という感触を得ています。私が最初に魅了されたエレキギターというのは金属の音が出ると。それからだんだん、時代が変わって、エレキギターの出力が大きくなって行くに従って、音に歪(ひず)みが出て、かつその結果、木の音になって行く、と。それに従って私はだんだんエレキギターから興味が遠のいて行ったわけですが、どうも近頃、世間の流れはクリーントーンに向かっているのではないかと、いうことで、改めて、私はエレキギターのクリーントーンの再認識をしております。そして、このMosriteをですね、出力が少し、日本製のクロクモ製のMosriteなんですが、ピックアップがオリジナルのものとは違って、少し出力が高めの物が載っているんですが、これをボリュームを絞ってですね、やや出力を落とした状態で軽く弾くという方法で使っています。
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勿論、EVOに搭載されているピックアップもそのような音が出るようにセットされているんですが、両方のバランスを取る為に、Mosriteの方は、やや出力を落とし、軽く弾くようにしています。軽く弾くことによって、歪みが抑えられ、より金属の艶やかな音になると。っていうのはですね、私は実は長年ギターを弾いているのに、なかなか気づかなかったことですね、金属のような冷たい音を出すには、軽く弾くに限る、ということです。
[23:58]
で、これに気付いたのは、Goat Girlという、イギリスのバンドかな、女子のバンドで、あまり流ちょうにギターを弾けそうにもない、力の弱い女子が、非常に弱い力でストラトキャスターを弾いているのを見て、非常にクリーンな音がしている、と。で自分も真似してみたら、その様な音が出たという、ですね。今後はそのような音にもうちょっと研究を重ねたいと思っております。
[24:27]
そして、レーザーハープを弾くにあたって、手に持っているピックが邪魔になるので、今後はピックを使わず、ギターを弾くという方法も模索して行きたいと思います。「24(不死)曼荼羅」では概ねピックを使わないで、ギターを弾いていたという事が、後(のち)の記録で目視できると思いますが、今後は、より精進して行きたいと思います。
[24:57]
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【発光ビーズ】
そして、更に気になる演出、演出というか、思い付きなんですけれども、発光ビーズがありますね。あの時ですね、「Amputeeガーベラ」の時、瓶から発光ビーズを飲む、というようなしぐさをしたわけですけれども、この発光ビーズはですね、突然、その日に、我々の映像スタッフが楽屋に持って来て、「平沢さん、これ何かに使えたら使ってください。」と言うもんで、一斉に電池のシールドを外して、バーッと何十個もあるビーズを発光させたわけですね。「こんなの、いったい、急に言われても、どうしていいか、分かんない」と思いながら、とりあえず瓶に詰めまして、そして更に、光っているのがバレないように、瓶の周りを覆わなきゃいけない。その覆う為のポスターのような物も、映像のスタッフが持ち込んだ熱海で行われる着物のパレードのポスターですね、これを瓶に巻きまして、外に光が漏れないようにするという物を取りあえず持ってステージに出ました。そして、何をやるでもなく、取りあえずそこに置いてあったわけです。
[26:37]
そこで咄嗟にAmputeeガーベラの時に「あ、これもしかして、手持ち無沙汰の曲なんで、これを持って歌えるだろう」と。そして、途中で、「それを、瓶に入っているので、それを飲むようなしぐさで瓶を傾けると、発光ビーズが液体のように落ちていく」と。そこで私ははたと気が付いて「これ、歌詞の通りじゃないか」と。「星を飲むような」という歌詞が「Amputeeガーベラ」には出て来るんですけれども、「ちょうどその行為を具現化したような演出ではないか」と自分ではたと気が付いて、「でかした、ヒラサワ」と本番中に自画自賛したわけであります。
[27:26]
そうときまれば、翌日はより多くのビーズを仕込みまして、より多くのビーズが溢れ出るように、瓶から流れ、途中、弦を触って落ちていく、という細かい演出に進化させて行った次第であります。
[27:55]
ちょっと水分の補給をさせていただきます。
(ボトルから水を飲む)
[28:09]
すいません、何かまた、スタッフのほうから、伝言が入っていますが、マジですか、これ?大丈夫ですね。あ、関係ない人から、伝言入ってます。
という事でですね、本編に関する、私からの説明ができるというものはこれ位でしょうか。
[28:54]
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【Q&A】
概ね30分が経過いたしましたので、ここらでQ&Aに移りたいと思いますが、実はYoutubeはですね、最近、言論封殺のような、でもこれ言ったら削除されてしまうかな。言うと削除されるようなことが沢山有りまして、みなさん、知っている人もいれば、知らない人もいれば、よく知っている人もいると思うんですけれども、みなさん、それぞれ工夫をしながら、言葉の工夫をしながら、発信されているようで、次の「Q&A」ではですね、気をつけないと削除されてしまう様な回答が含まれているので、事前に文章化してあります、回答が。それを注意深く読むことで、「Q&A」と致したいと思います。それではまず、最初の質問から行きますね。
[30:13]
【Question 1】: Timelineシリーズ:「Timelineシリーズが初耳で、いきなり始まっていきなり終わったみたいな驚きと共に2日目、アンコールを迎えました。平沢さんは、いつからシリーズとして考えていらっしゃいましたか?」
という質問でございます。
[30:29]
お答え致します。シリーズとなったのは結果論であります。世の中を眺めるにつけ、常に複数のタイムラインが同時に進行しているように私には見えています。それは、或るタイムラインから見ると、そこにあるタイムラインの全てが見え、一方、或るタイムラインからは、そのタイムラインのことしか認識できていません。まるでSF映画のようですが、事実です。これはもっと、より雑に言えば、全く接点の無い世界観が同時進行しているという意味に捉えて頂いても構いません。不幸で淀み、覇気の無いタイムラインは、或る悪意のあるタイムラインからの侵入によって利用され、搾取され、使い捨てられています。時に悪意のタイムラインを終わらせようとする介入に対して、牙をむき、善意と美談の名の元に悪意のタイムラインに奉仕する模範奴隷を育てているのも悪意のタイムラインです。
Timelineシリーズでは、刻々と、まあ、これ以前に「Timelineの東」という曲がありますが、Timelineシリーズでは、刻々とタイムラインを移動しながら生存の可能性を見つける試みの中で、2つ以上のタイムラインが終焉に向かっているかもしれない、という観測を得ました。それが「Timelineの終わり」です。
分かったような、分からない、聞けば聞くほど解釈が遠ざかるという、ヒラサワ本人による曲解説でございました。
[32:16]
【Question 2】: ステルス・メジャーの不死:えー、次。「今回、『ステルス・メジャーの不死』を掲げていましたが、何についての不死なのかが、意図的に焦点をずらされていたように感じていたのですが、その回答を求めてもよろしいでしょうか?」
というご質問であります。
[32:35]
お答え致します。インターネットの普及によって、メジャー、マイナーという量的基準が、コンテンツの評価にはならないという価値観が成熟すると予想していた私は再び悪夢に遭遇することになります。つまり、私自身が量的なより多い反応を引き出す度に、フォロワーが増え、その都度、全体の質感が低下していくという現象です。で、これは実際に量的基準が質の評価には繋がらない、という、インターネットに期待したことが、そのまま体現されているわけですけれども、それは、現象としてただ、そうあるというだけであって、当事者達の中では価値観として成長していく兆候などはございません。数量に埋没した人々が同じ符丁や同じレッテルを使って狭い世界観に封じ込められたグロテスクな「押しを愛でる」という悪夢です。しばしば、多数に傾倒する人たちに嫌われるようなTweetをすることで、フォロワーは減り、その後、別の質感を持ったフォロワーが増え、印象としてはやや質感が回復したように見えています。例によって、互いに矛盾する語句を組み合わせた「ステルス・メジャー」という呪文は、この悪夢の評価基準から私を守る護符として、一定の成果を見せております。断固として私はそこに居ないという私の安全圏の不死を願うものです。つまり、「ステルス・メジャーの不死」という意味です。
[34:26]
【Question 3】:新しい顔の会人:次です。「顔に赤いラインの入った会人ですが、ファンから変な名称で呼ばれております。何とお呼びしたら良いですか?」という質問でございます。
[34:39]
あの赤はですね、命の運河であります血液の赤、つまり「赤化/ルベド」でございます。「救済のルベド」です。従って、新しい会人は「ルべダリアン/Rubedarian」と呼ぶのが相応しいということになります。「ルべダリアン」と呼んでください。
[35:00]
【Question 4】: 全盛期は常に今:次です。「以前、BSPの質問への回答で、『全盛期は常に今』とお答えになっていらっしゃいましたが、今回のライブでは、その回答すら軽々と超越するような圧巻のステージでした。ステルス・メジャーの長い音楽使いのキャリアにおいて、なぜ常にそのように在り続けられるのでしょうか?」というご質問です。
[35:25]
お答えしますが、これが普通の人間の姿です。と言っても、まだまだ能力は全開ではないと思います。お話ししても信じては頂けないでしょうが、私の日常的なパフォーマンスが、比較的、やや一般的なパフォーマンスより高く、日常的なパフォーマンスですよ、ステージのパフォーマンスではないですよ、総合的に、全てを総合したパフォーマンスです、能力の発揮するパフォーマンスが、比較的、同年齢層、或いは、まあ一般的に見て、やや高めに見えるのは、ひとえに生活習慣と思考習慣に起因していると、感じております。私は長い間、時間を掛けて、生活習慣や思考習慣をアップグレードしてきましたが、未だそれは、勿論完了しておりません。少しずつ習慣や考え方の取捨選択をしながら、変わっていく自分を常に感じて、喜びを感じております。どのような自分が正常であるかのビジョンを持つことで、アップグレードの達成具合が分かります。
[36:43]
因みに現在は思考回路のデトックスだと思っています。私は思考回路のデトックスの段階にあると思っています。それを意図的に達成するよう、日々、自分に課題を課しています。山ほどある不要な回路が自分の中に発見され、それを捨てることで、クリアで平和な心を維持するという目標を持って、日々、思考回路のデトックスというテーマを実践しております。このような自分自身に対する好奇心と実践と、そしてそれらの習慣に関わる楽しみというものが私のパフォーマンスを比較的、やや上げているんではないかと、お答えできると思います。
[37:38]
【Question 5】: 「高貴な城」について:次です。「『高貴な城』の選曲理由」ですね。「『24(不死)曼荼羅』で『高貴な城』を初めて聴き、ひどく心に残りました。後に、『殺戮への抗議楽曲』と知り、ますます意味合いを感じ、自分なりに考えますが、ステルスの壁は高く難解です。わずかでもステルスから選曲理由をお聞かせ願いたいです。」と。
[38:14]
お答えしますが、この曲は解釈が難解な部類ではないと思いますね。ほぼ直接的な表現だと思います。しかしこれは、まともに答えて行くとこの動画が削除される可能性がありますので、注意深く話していこうと思います。「近頃になって、特に昨年から今年にかけて、現在あからさまに起きている事が、ヒラサワの過去楽曲に一字一句符合する」とまで理解して下さる評価を頂き、「やった甲斐があった」と感じる次第でありますが、この「高貴な城」はですね、嘘でたらめで起こされる国際的紛争の中の子供たちに焦点が当てられています。むしろ直接的な表現でありますので、その描写は戦時下に限らず、何も無い、つまりさっきの複数見えるタイムライン、何も起こらないタイムライン、何も無い、戦時下に限らず、何も無い、事件も起こっていないとされる現実でも、犠牲にされている子供を表す描写が含まれています。まさしくそれは、今共有されるべき事柄として選曲されました。決して解釈の難しい曲ではありませんので、関心がある方は、さっと見直して頂けると良いと思います。セーフですね、きっと。
[39:59]
【Question 6】: あからさまな悪意の存在と人の善性:はい。次です。「新譜の2曲、ヒト科の開放の日を間近に感じるような力強さを感じました。しかし、徐々に見え始めたあからさまな悪意の強大さを前に恥ずかしながら、私は絶望すら抱いております。こんな時代でも、こんな世界でも、師匠はなぜ人の善性を問い続けることができるのでしょうか?」というご質問でございます。これもちょっとヤバイですね。一応、メモってありますが、更に注意深く行きたいと思いますが。
[40:37]
あなたは、あからさまな悪意が見え始めたと仰っています。是非、絶望せずにそのまま進んでください。私は20年前に、巨大であからさまな悪意の存在を知りまして、それ以来、勉強を続けて来ました。その中で、世の中の構造を光学的に変えてしまう悪意の存在も去ることながら、人間の本来の能力を制限したり、思考を特定の方向へ向かわせたり、特定の感情と関連づけられた世界観が育てられていたり、「楽=悪」「苦=善」といったロジックや、その他様々な、人間を疲弊させ、不幸にさせ、自己評価を落とさせ、不健康にさせる思考習慣が仕込まれているということを理解しました。
[41:45]
中でも認知的不協和は最悪の自爆装置として、無数に存在します。そのお陰で多数の人は、世界は悪意が教える通りの姿をしており、安定的にあなたを保護しながら進行していると信じており、故に、人々の信念を揺るがす不整合を発見した者は攻撃され、揶揄され、抹殺されるという世界が連綿と続いて来ました。
私は思考習慣のデトックスとして、自分の内部にあるこれらの自爆装置を観察して来た結果、多くは取り除けるという事が分かりました。それらを全て取り外し、全ての制御を解かれたヒト科は想像を絶する輝きを見せるという予感に打ち震えております。
[42:41]
しかし、取り外すのは、簡単ではありません。あらゆる難関を乗り越えながら、しかし、不可能ではない作業を続けることによって、それらは取り外せるはずだと、信じております。
ゆえに、この様な時代、この様な世界であればこそ、人の善性を問い続けることが可能となっております。
[43:11]
【Question 7】: ライブの有料配信について:さて、次のご質問であります。「以前より無料のライブ配信をして頂いておりましたが、この情報パンデミックのお陰で有料配信が主流となって参りました。今回は観客有りでも有料配信は需要があったと思いますが、今後も有料配信を行う予定でしょうか?個人的には続けて頂きたいと思っております。」
ちょっときわどいですね、これね。
[43:41]
お答えいたします。数年前までは、無料配信を目的に、経費をかけず、独自の、我々のスタッフが稚拙なシステムを使って配信を行なっていました。これは、無料配信であるという事が前提であるのと、インターネット文化の一端を担うという積極的な意味も含めて、悪い画質のままでも、無料で配信するという行為を良しと考えておりました。現代のように、その時は配信を代行する業者も少なく、より高価だったために、有料の配信は見送っていたのですが、近ごろは配信するアーティストが増えてきたお陰で、業者の選択肢も増え、そのため、有料配信に切り替えることも可能となりました。おそらく、このまま、高クオリティの有料配信は続けていくと思います。
[44:47]
【Question 8】: MosriteとEVO:次の質問です。「EVOに続きMosriteもPHYTOELECTRON化されましたが、どちらとも、見た目以外に、ノーマルとの違いは有りますか?」というご質問ですが、
これは先程もお答えしましたように、まず、Mosriteは、あれは'63年型のリイシューを謳った日本製の物なのですが、'63年型の物よりやや出力の高めなピックアップが搭載されています。ですが、折角ですが、若干出力を絞り、出力を抑えて使っています。EVOのほうはですね、そもそもピックアップがノーマルとは違います。ディマジオのタップ操作が可能なタイプですが、ほぼ常にシングルコイル側だけを使っています。
[45:40]
という事でですね、現在、Fuji Rockに向けて、特別仕様のEVOを制作して頂いておりますが、こちらは潔く、2つのピックアップ共、シングルコイルです。Jazzmasterのピックアップが2機搭載される予定であります。
[46:04]
では次の質問です。その前に水分を補給させて頂きます。これはですね、1.5リットル瓶ですね。だいたい、1日で1.5リットルから2リットルを飲むようにしているんですが、今日は若干ペースが遅めです。ちょっとこれ。(眼鏡のつるとヘッドフォンの重なりを直す)はい。
[46:48]
【Question 9】: 「Timelineの終わり」の伝統音楽からの影響:次の質問です。「2日目のトリが『Timelineの終わり』。私にはどこか懐かしいけれど、新しい曲に思えました。『静かの海』と『Timelineの東』が邂逅したような新譜は自身から湧いた旋律を元にされていると仰っていましたが、潜在意識の表出や伝統音楽などの影響はあるのでしょうか?」というご質問であります。
[47:47]
お答え致します。音楽である以上、潜在意識の表出は、日常茶飯事の当たり前の事なので、省略致しますが、伝統音楽からの影響についてお答え致したいと思います。特にこの「Timelineの終わり」周辺で使われる和風の国籍不明のアジア風旋律についてです。P-MODELの中期、後期あたりから、私の作風には国籍不明のアジア・テイストを伴うものがしばしば出現しておりますが、これは多くのモダンな音楽が西洋的な感覚、感触、質感をを標榜する中で、そもそも欧米のロック等には関心を失いつつあったことや、さりとて国内に共感できるニュアンスも無く、伝統的な日本的旋律をいじる動機も必然性も感じないまま、西洋にルーツを見ることができないポップミュージックの姿を模索する、という試みの中から生まれてきたものです。
[48:31]
当初はそのコンセプトをうまく言語化できずにいたのですが、今では自分の足元にある言葉でそれを説明できます。つまり、「来なかった日本の近未来」です。それは、伝統の形状を真似る、伝統文化の形状を真似たり、流用するのではなく、伝統のコアを採用して、現在のヒラサワが創作するとどうなるか、というものです。つまり、その意味において、伝統音楽には影響されているし、影響されていません。
[49:07]
【Question 10】: インタラクティブ・ライブの予定が通常ライブになった理由:では、次のご質問です。「当初、大阪ではインタラクティブ・ライブが行われる予定だったと思うのですが、2020年4月に地図の旗名が変更されています。」この地図の旗名というのはですね、実は私が常に、今でも終わっていないのですが、ギターアルバムを制作する為のイベントがですね、現在、進行中であります。その中で、地図の上を移動して行くという設定でイベントが進んで行くんですが、その地図の随所随所に旗が立っておりまして、その旗は、例えばコンサートであったり、何かであったりという目標地点になっておりまして、その旗が、或る種暗号的な表現でそこに晒されています。その中で、この方は、インタラクティブ、そういう意味で、「旗名が変えられた」と、この方は表現しているわけです。で、「これは、インタラをやるには準備期間が足りないというご判断だったのか、他にもっと前向きな理由があったのかをお聞きしたいです」と。
[50:33]
お答え致します。他にも、ライブ会場の選択基準についての質問がいくつか有ったのですが、そちらの質問にも同時にお答えできるものだと思います。そもそもライブ会場というものは、望む規模、望む日程、望む曜日などを基準に使用者が用途に合わせて選択できるというケースは稀です。業界の諸事情によって、人気のある会場、日程などは、ほとんど事前に押さえられています。偶然の空きや、あるいは、それらを押さえている使用権を得ている人達から、日程を買ったり、あるいは交換したりする、などの方法で押さえていくようになっています。
[51:24]
出来るだけ、それでも出来るだけ良い条件でホールを押さえるには、まずライブの内容を考える以前に、つまり、「このライブをやりたいからこのホールを押さえてくれ」という発想の順番ではなく、「このホールを押さえたからライブを考えろ」っていう逆のプロセスを経るわけですね。で、ライブの内容を考え、最も良い条件で偶然出た空きを即座に押さえるには、ライブの内容を考えている暇など無く、空きを見つけたら即座に確保するというのが一つの作戦であります。
[52:03]
従って、今回は、フェスティバル・ホールがまず押さえられました。その後、私のスケジュールに合わせて、インタラにするか、通常のライブにするかを検討した結果ですね、新譜の発売時期にも関連する為、色々な諸事情を考慮に入れた結果、インタラは不可能だと、まして、インタラをやる場合には、少なくとも大阪、東京の2つの地点でやる必要があり、数日間の日程をまたいで行う必要がありますので、フェスティバル・ホール2日間取れただけではインタラクティブ・ライブは出来ません。そういう意味も含めまして、インタラクティブ・ライブは見送りました。そして単独ライブを行なうという結論に達した次第でございます。
[52:57]
【Question 11】: アーティスト脳と実務家脳:そして、次ですね。次の質問です。「ライブ前、最中、後で、アート脳と実務家脳はどのようにして働き分けているのですか?そして、平沢さんの音楽が成立されたと実感されたのはいつの時点で、どのようにでしたか?脳バナ好きで恐縮です。」
というご質問ですが。
[53:24]
えっと、アーティスト脳の実務家脳というのは何を表しているかと言いますと、私はミュージシャンであり、創作者であり、音楽以外の原稿を書いたり、色々な事をやっているわけで、その他に自分のマネジメントを行なうケイオス・ユニオンという会社の代表でもあるわけですね。全く頭の使い方が異なる業務を一人でこなす訳ですが、この方はその事について質問されています。
[54:06]
では、お答えします。アーティスト脳と実務家脳の間をどうやって行き来するかというのは、私の長年のテーマです。2つの局面の脳の使われ方は、全く相反するもので、その切り替えには工夫と訓練が必要です。年間を通して充分な時間があり、どちらの局面にも適切な時間が割り当てられるのが理想ですが、平沢脳はそれを許してくれません。次々と創作のアイディアを起こし、実現させていくために、マネジメントを操作し、会社を操作しなければならなくなります。
[54:47]
そして、この点で私が10年以上も前から採用しているテクニックが、「15分転職」というものです。これは、古いご贔屓衆には、周知のことではございますが、複数のジャンルの仕事、内容の異なる仕事をリストアップして、それをそれぞれ15分間だけ行います。15分後には別のジャンルに移るという方法です。頭が切り替わるのを待つなどという悠長な事は言っておられず、瞬時に切り替え、瞬時に集中して作業を始めなければ、すぐにアラームが鳴ってしまいます。これは、慣れるまで緊張して効率が上がりませんが、多くの工程が無意識化されるにつれて、リラックスできるようになり、切り替え時間を設けるよりも効率が上がります。これによって仕事のジャンルとジャンルのつなぎ目で起こる脳の切り替えがスムーズになり、15分単位が1時間単位になり、1日単位になり、1週間単位になったとしても、切り替わりの動作は維持されます。
[56:03]
一方、アーティスト脳は意識化された作業と無意識の過程の共同作業を推し進めて行きます。無意識化された過程を合理化しようとすれば失敗します。その分野だけはシステム化されず、有意義な工程を引き出すトリガーを意識的に散らばめるという工夫が必要となります。呼吸法は良いトリガーとなります。他の作業中にも行う事が出来ます。新譜制作に当たって、音楽作業の無意識的プロセスに意識的プロセスを従わせるという関係を維持するように心がけました。従って、睡眠中の無意識なプロセスや、何かのトリガーで現れる無意識の実体を捉えるための準備、具体的には枕元にレコーダーを置くなどして、備えていました。以上でお分かりだと思うのですが、分かりにくいですね、具体的に、アーティスト脳が音楽の成立を察知するのは時と場所を選ばず、どんな時にも突発的に起こります。
という事です。私もよく分かったような分からないような回答でございますが、何卒ご理解ください。
[57:24]
【Question 12】:困難な状況でライブを可能にした理由:さて、時間も迫って参りましたので、最後の質問となります。ちょっとこれもヤバイですが、注意深くやって行きましょう。「あの状況でライブを決行するには障害があった事と存じます。」これは、質問もかなり飛ばしています。「どうやって全席開放をもぎ取ったのですか?」
というご質問です。
[57:52]
えー、これはですね、信頼に値し、悪意によって改ざんされていない科学的真実の普及に命懸けで当たっている世界中の専門家への共感と連帯とその潮流を社会的汚名を着せられながら拡大しようと努める多くの自立した世界中の愛ある市民への共感と連帯により、自らの自由意志と保証された権利に基づき、圧力と恫喝のニュアンスを含みながら、強制力のない言葉の配列を落ち着いた視線で読み解くコミュニケーションを重ねただけです。要約すると、正気を保ったということです。
[58:39]
この当たり前の行為が特別視される世界に違和感を感じて下さい。しかし、この時点であなたの認知的不協和があなたの感情を刺激し、私への不快感と憎悪を勃発させるならば、その試練を乗り越えてさえ、世の中で何が起こっているのかを知りたいと思わない限り、もう私から得るものは何もありません。何一つあなたを愉快にすることはなく、ただ不愉快と憎悪を助長させ、あなた自身を傷つけるだけです。ここで、直ちに私の前から立ち去る事をお勧め致します。
[59:17]
そして、全てのミュージシャンの方々、全ての表現者の方々、あなた方はその研ぎ澄まされた直観力で現実の違和を察知する能力を長けている方々だと信じます。どうかその能力を使って、その能力を発揮して、現実の違和を察知してください。このグロテスクな不整合を察知してください。察知されたら、真実を求める自立した市民の評判を落とすために、世界の表層に敷き詰められた印象操作、有名人を使った人格攻撃などの前で立ち止まらないでください。多くの善良な市民はその前で立ち止まり、思考停止のまま説得され、グロテスクな不整合へと戻ってしまいます。全てを引き剥がして進んでください。あなたの思考に輪郭を与える全ての可能性を否定せず、保留のまま点と点を繋げてください。違和感の原因をご自分で調べ、ご自分の考えから得た結論に従ってください。人々はその姿を見ることで、考える機会を得ます。あなた方の就くべくして就いたその職業は、あなた方の卓越した直観力とそれに続く洞察が人々の前に際立つという宿命を帯びていることを受け入れてください。あなたは際立つためにいるのです。
[1:00:41]
以上です。衝撃に打ち震えたでしょうか?怯える必要はございません。全てはあなたを守る為の言葉です。セーフでしょうか。ちょうど、時間もよろしいようで、1時間たっぷりお話しさせて頂きました。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
というわけで、本日の「BSP 『24(不死)曼荼羅』編」はこれにて終了です。ごきげんよう。
[1:01:14]
(END)